大谷、敵地での大ブーイング“洗礼”について語る「経験がないので変な感じ。打席で力んだ」
2018/05/05
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦に「5番・指名打者」で出場し、4打数2安打1打点と今季6度目の複数安打を記録した。その大谷は第1打席から、シアトルの球場に詰め掛けたファンの大ブーイングを浴びる「洗礼」を受けた。試合後のインタビューで大谷はブーイングについて「あまり経験がないので変な感じでした」と苦笑いしながら答えた。
大谷にメジャー流の洗礼が浴びせられた。マリナーズといえば、昨年大谷が入団する有力候補として考えられていただけに、ファンの大谷に対する思いも強いものがあるのだろう。大谷は2回に第1打席に登場すると、場内から大ブーイングを受け、空振り三振を喫すると大歓声が沸き起こった。
大谷は試合後のインタビューで第1打席について「あまり経験がないので変な感じでした。1打席目はすごく力んで、打席の中であまり思い通りのスイングができなかった」と振り返った。
しかし、第2打席ではブーイングに負けずに鋭い当たりの中前打を放つと、チームメートのプホルスが3000安打を達成した直後の第3打席では左翼線へ適時二塁打。この日は結局4打数2安打1打点1四球と活躍し、チームの勝利に貢献した。
また、大谷の次回の登板は6日(日本時間7日)のマリナーズ戦と見られている。大谷は自身の体調については「いつも通りのブルペンで、順調にいけるのではないかと思います」と答え、左足首の捻挫後初となる先発登板に向けて、順調な回復をアピールした。