イチロー、マ軍の特別補佐就任も基本は変わらぬルーティン 唯一の変更点とは・・・?
2018/05/05
Getty Images
シアトル・マリナーズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)に球団の会長付特別補佐に就任し、メジャーリーグ登録を外れた。これにより、今季の試合出場はなくなったが、イチローおなじみのルーティンは変わらずに続けているという。4日(日本時間5日)にMLB公式サイトが報じた。
球団特別補佐就任後初の試合となった3日(日本時間4日)のアスレチックス戦でもいつもと変わらずにユニフォーム姿でフィールドに現れたイチロー。試合前の打撃練習を行い、汗を流した。クラブハウスには同じ場所にロッカーがあるという。
唯一の違いは、試合中にダグアウトに入れないことだ。イチローは試合中は室内打撃練習場に向かい、室内のテレビでチームの試合を観戦したそうだ。
記事によると、メジャーリーグの規定によって、ダグアウトに入れる選手以外の人数が制限されている。これにより、イチローは試合中にダグアウトには入れない。
イチローはダグアウトに入れない環境について記者に「明らかに大きな違いですね」と通訳を介して語り、「いつもやっているように、トレーニングや打撃練習などすべてを行いました。でも、面白いのは、恐らくこの前の2日間を合わせたよりも多くのトレーニングを行ったことです。多くのトレーニングができました。昨日の経験から、おそらく来年の春には240ポンド(約109キロ)にはなっていないでしょう」と答えたという。
来季以降の復帰に向けて、トレーニングを重ねるイチロー。試合に出場するというルーティンはなくなったが、他の努力はこれまでと変わらずに続けていく。来季の春にはさらに進化したイチローが見れることを期待したい。