マリナーズ左腕がノーヒットノーラン達成! 出身地カナダで球団史上6度目の快挙
2018/05/09
Getty Images
シアトル・マリナーズのジェームズ・パクストン投手が8日(日本時間9日)、敵地ロジャーズ・センターで行われたトロント・ブルージェイズ戦でノーヒット・ノーラン(無安打無得点試合)を達成した。
パクストンは、初回に2三振を奪い3者凡退に抑えると、その後も一発長打の強打者が揃うブルージェイズ打線を次々と打ち取っていく。用いた球種は最速99.5マイル(約160キロ)の速球、カットボール、最遅79.4マイル(約128キロ)のナックルカーブの3種類のみにも関わらず、4回1死から16者連続アウトを記録。7回には三塁手カイル・シーガーによる好守も飛び出るなどチームメイトも偉業を助けた。5-0で迎えた9回、最後はジョシュ・ドナルドソン内野手を三ゴロに打ち取って試合終了。チーム全員による大きな祝福を受け笑顔を見せていた。
この日パクストンは99球(ストライク64球)を投げ無安打、与四球3、奪三振7、無失点。アウトの内訳は、ゴロアウト9、フライアウト(ライナー含む)9、フォースアウト(封殺)2、奪三振7、となっている。
パクストンはメジャー6年目の29歳。昨季は自身初の2ケタ勝利となる12勝をマークし、先発陣の柱に成長。出身地でもあるカナダで、球団史上6度目となる快挙を達成した。今季のMLBではオークランド・アスレチックスのショーン・マナエア投手、ロサンゼルス・ドジャースが継投で達成して以来3度目の達成となる。