大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » メッツ“戦力外”の剛腕がレッズにトレード 代替選手が移籍後即代打出場

メッツ“戦力外”の剛腕がレッズにトレード 代替選手が移籍後即代打出場

2018/05/09

text By

photo

Getty Images



 ニューヨーク・メッツが8日(日本時間9日)、40人枠から外れた右腕マット・ハービー投手をシンシナティ・レッズへトレードで放出するとともにデビン・メゾラコ捕手を獲得した。
 
 ハービーは100マイル(約161キロ)を超える速球を投げ込む右腕で、2013年にトミー・ジョン手術(右肘側副靭帯再建手術)を受けながら昨年までメジャー5年間で通算34勝をマーク。しかし、今季は先発4試合を含む8試合に登板して0勝2敗、防御率7.00と苦しんでいた。メッツはハービーにマイナー降格を伝えたが、ハービーがこれを拒否したことから40人枠ロースターを外れた。
 
 一方のレッズは、ハービーを獲得する代わりにデビン・メゾラコ捕手を金銭とともに放出。メゾラコはメジャー8年目を迎えた29歳で、通算48本塁打を記録していた。
 
 この日の対戦カードがレッズの本拠地でのメッツ対レッズだったため、レッズのユニホームを着て試合前の打撃練習を行っていたメゾラコは、9回にメッツのユニホームを着て移籍後即代打出場を果たした。結果は見逃し三振だったが、“敵地”のレッズファンからは大きな拍手が送られた。試合はレッズが7-2で勝利を収めている。



error: Content is protected !!