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ヤンキース、逆転勝利でここ18戦17勝! 粘投の田中「次はより良い投球で貢献を」

2018/05/10

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が9日(日本時間10日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたボストン・レッドソックス戦に先発登板。6回途中4失点で勝敗は付かなかったものの、チームは逆転勝利を収め単独首位に浮上した。
 
 首位攻防3連戦の2戦目。前日に接戦を制し、アメリカン・リーグ東地区首位タイとなったヤンキースは、大事な試合の先発マウンドを田中に託した。田中は初回を3者凡退に抑えたが、1点の援護をもらった直後の2回に2ラン本塁打を浴び逆転を許す。
 
しかし、その後は味方の強力打線による加点もあって再逆転に成功。田中も走者を背負いながらも粘りの投球を見せて、5回1/3、91球(ストライク60球)を投げて被安打8、与四球2、奪三振3、失点4の成績でリードしたまま降板。勝利投手の権利を持っての降板だったが、2番手のチャド・グリーン投手が7回に逆転本塁打を浴びて自身5勝目はお預けとなった。
 
 試合は、ヤンキースが8回にブレッド・ガードナーの2点タイムリー三塁打、ジャッジの2ラン本塁打によって4点を挙げ逆転に成功。そのまま9-6で勝利を収め、首位攻防カード勝ち越しを決めたことで順位も単独首位に浮上。ここ18戦17勝と圧倒的な強さを誇っている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は試合後、逆転勝利について「彼らは本当に素晴らしい男たちだ。相変わらず素晴らしい仕事をしてくれている」とコメント。田中は「もちろん、自分たちはここで特別なことをしている。次の試合ではより良い投球をして貢献したい」と語っている。さらに、8回に2ラン本塁打を放ったジャッジは「ガーディ(ガードナーの愛称)の三塁打の後の本塁打の時は、何も聞こえなかった。アドレナリンが出て興奮していた」と喜びを語った。
 
 チーム一丸となって掴んだ勝利。敵地で3連敗スイープを避けたいレッドソックスに対して、乗りに乗っているヤンキースはこの日「8」とした連勝をさらに伸ばしていくことができるだろうか。



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