大谷、「母の日」に奪三振ショー! 7回途中まで好投も…リリーフ打たれ4勝目ならず
2018/05/14
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メジャー最多投球数、好投続けるも降板…
7回、前回登板で突如崩れたイニング。リリーフ陣が投球練習を始める中、大谷は先頭のガーバーをカウント1-1から80.9マイル(約130キロ)のスライダーで一飛に打ち取り1アウト。続くモリソンにはカーブを続けながら、フルカウントから9球目の97.5マイル(約157キロ)の速球が外れて四球。
ここでエンゼルスのマイク・ソーシア監督がマウンドに歩み寄り、交代を告げた。ファンのスタンディングオベーションを受けながら降板した大谷は、この日6回1/3、メジャー最多となる103球(ストライク69球)を投げて被安打3、与死球2、奪三振11、この時点で無失点の好投で防御率は3.31。勝ち投手の権利を持って2番手のキャム・ベドロージアン投手にマウンドを譲った。
ベドロージアンは、グロスマンに右前安打を許し、1死一、三塁となって代打ジョー・マウアー内野手に右前タイムリー安打を浴びて1-1の同点。大谷が四球を与えた走者が生還したことで、大谷に失点1が記録され、防御率が3.58になるとともに、勝ち投手の権利が消滅。エンゼルスファンからはブーイングも聞こえた。失点は1点にとどめて、1-1のままイニングは終了した。