牧田、6日ぶりメジャー昇格 マイナー2試合で3回無安打無失点と好投
2018/05/14
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サンディエゴ・パドレスの牧田和久投手が13日(日本時間14日)、6日ぶりにメジャー昇格を果たした。
パドレスは、今季15試合に登板し防御率0.56と好投していたリリーフ右腕のフィル・マトン投手が右広背筋を痛めて10日間の故障者リスト(DL)入り。代わって、マイナーで調整を続けていた牧田が再びメジャー昇格のチャンスを得た。
牧田は、今季メジャーで14試合に登板し、16回を投げて被安打15、与四球7、奪三振17、失点12、防御率6.75。中でも、対右打者が被打率.171、防御率3.48の一方で、対左打者には被打率.346、防御率12.71と苦戦していた。しかし、7日(同8日)から送られたマイナーでは2試合に登板し、3回を投げ無安打、与四球1、与死球1、奪三振3、無失点、防御率0.00と好投。復調の気配を見せている。
チームは現在ナショナル・リーグ西地区最下位と沈んでいるが、現在2連勝中で同4位のロサンゼルス・ドジャースとはわずか1ゲーム差となっている。メジャー“絶滅危惧種”のアンダースローである牧田も、チーム一員として上位へ向けて貢献していきたいところだ。