田中将大、5回2被弾4失点も5勝目の権利もって降板
2018/05/22
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ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は21日(日本時間22日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に先発登板。5回4失点と制球に苦しみながらも粘投し、5勝目の権利をもって降板した。
田中は初回、先頭デシールズを二ゴロに仕留めるも、2番・秋に四球を与えた。3番・カイナーファレファを遊ゴロに打ち取ったが、盗塁や味方失策などで2死三塁のピンチを招く。マザラも四球で歩かせたが、後続を二ゴロに取った。やや不安定な立ち上がりを見せるも、無失点に切り抜けた。
3点の援護をもらった2回のマウンドは、この回先頭のギャロに外角真ん中に入ったスプリットを捉えられ、右翼スタンドへのソロを浴びた。続くオドルは一ゴロ、チリノスは3球三振、グズマンの痛烈な当たりも味方の好守で遊ゴロに抑えた。
4-1の3回、この日初めての三者凡退。しかし、4回1死からプロファー、ギャロに2連続四球を与えると、オドルに88.9マイル(約143キロ)のスプリットを右翼へ運ばれ、痛恨の3ランを許して同点に追いつかれた。
ジャッジのソロで逆転して迎えた5回、先頭の秋に左安打を許すも、1死一塁からマザラを併殺に取ってマウンドを降りた。
田中は5回76球を投げ、2本塁打を含む3安打、3奪三振、5四死球、4失点だった。防御率4.95とした。
一方、打線はMLB最年長投手バートロ・コローンと対戦。44歳右腕を前に2回、ウォーカーの適時二塁打、トーレスの2ランで3点を先制。4回にウォーカーのソロで追加点を挙げた。直後に同点とされたが、5回にジャッジの今季12号ですぐさま逆転に成功。6回に3得点でリードを広げた。
試合は6回途中、ヤンキースが8-4でリードしている。