大谷VS田中、日本人投手対決のお預けに現地メディアもがっかり「エンゼルスが対決をぶち壊し」
2018/05/25
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ロサンゼルス・エンゼルスは24日(日本時間25日)、大谷翔平投手が先発登板予定だった27日(同28日)の敵地ニューヨーク・ヤンキース戦を回避すると発表。同日に先発予定の田中将大投手との対決が注目されていたが、投げ合いは実現せず。現地メディアからも落胆の声が上がっている。
日本人スターの投手対決消滅を嘆いたのはニューヨークの地元紙『ニューヨーク・ポスト』。「エンゼルスが対決をぶち壊した」という見出しで大谷登板回避を報じた。体への負担を考慮したためだが、指名打者で出場の可能性はあるとし、打者として田中との対決に期待した。
米スポーツ専門チャンネル『YESネットワーク』は、「野球ファン誰もが待ちわびていた対決だったが、不運にもエンゼルスには二刀流の別の起用法があった」と記事で言及。ヤンキースの中には大谷の投球を目の当たりにするのを楽しみにしている選手もいたと伝えている。さらに別の地元紙『デイリー・ニューズ』は「実に残念だ」と率直に意見を述べる記者もいた。
メジャー開幕以来、二刀流として目覚ましい活躍を見せる大谷。日に日に存在感を増すルーキーだからこそ、田中との日本人投手対決に米メディアも大きな関心を寄せていた。しかし、大谷は打者として田中との対決の可能性を残しており、どのような勝負が繰り広げられるのか注目だ。