大谷VS田中、第3打席はスプリットで空三振 強風と小雨の中で田中が貫録見せつける
2018/05/28
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手とロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、それぞれ投手と打者として対戦する試合が27日(日本時間28日)、ヤンキー・スタジアムで行われており、「4番・指名打者(DH)」で先発の大谷の第3打席は空三振だった。
ここまで第1打席はスライダーに空振り三振、第2打席は四球となっている大谷と田中の対戦。第3打席は6回に訪れた。
田中は先頭のマイク・トラウト外野手を3球三振に仕留めたが、続くアンドレルトン・シモンズ内野手にカウント2-2から82.9マイル(約133キロ)のスライダーをレフトスタンドへ運ばれるソロ本塁打を浴びて1点を返される。
直後に迎えた大谷との対戦。初球は内角の速球でボール、2球目は外のスライダーにファールチップ。3球目も外角低めの速球を見逃しストライク。そしてカウント1-2からの3球目、低めの88.7マイル(約143キロ)のスプリットで空振り三振。
内角、外角、ともに低めにコントロールされた田中の制球の前に、大谷は対応できず安打にすることはできなかった。一方の田中は、ソロ本塁打による1失点を喫したものの、後続を抑えて104球で6回までを投げ終えた。