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前田健太、まさかの2回途中降板… 足を気にする素振り見せ指揮官が決断

2018/05/30

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Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われているフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板したが、2回途中で急遽降板した。
 
 自身2連勝中(計14回2/3無失点)で今季4勝を挙げている前田は、23日以来となる中5日でのマウンド。フィリーズ戦は過去4戦で3勝0敗、防御率3.86と得意としている。一方、フィリーズの先発はシカゴ・カブスに所属していた2015年に22勝を挙げサイ・ヤング賞を受賞したこともあるジェイク・アリエタ投手だ。
 
 前田は初回、先頭のセザー・ヘルナンデス内野手にカーブを捉えられ、レフト線への二塁打を許してピンチを背負う。しかし続くペドロ・フロリモン内野手はフルカウントから遊飛、オデュベル・ヘレーラ外野手を左飛に打ち取って2アウト。4番のカルロス・サンタナ内野手には四球を選ばれ一、二塁とされるが、5番のアーロン・アルテール外野手をカウント1-2から83.5マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振に仕留め、この回24球を要して無失点で切り抜けた。
 
 2回、先頭のニック・ウィリアムズ外野手に対しカウント0-2と追い込んだが、内を突いた3球目の91.7マイル(約148キロ)の速球を捉えられ、右中間スタンドへのソロ本塁打を浴びて先制を許してしまった。また、1死からホーヘイ・アルファロ捕手にはスライダーをレフトへの二塁打とされ、直後に足を気にする素振りを見せて監督らスタッフがマウンドに集まったが続投。そして、アリエタを見逃し三振に打ち取り2アウトとしたところで再びスタッフが集まって、今度は一転降板が言い渡された。
 
 2戦連続で好投を続けていた前田だったが、思いもよらぬ形で降板となってしまった。



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