二刀流・大谷翔平、新人王への期待 米公式サイトがリーグ最有力候補として紹介
2018/05/31
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メジャーリーグ開幕から投打にわたって活躍するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。30日(日本時間31日)にはオールスターファン投票の指名打者(DH)部門に候補者入りし、最優秀新人選手賞(新人王)への期待も高まっている。米公式サイト『MLB.com』が同日発表した新人王有力候補では、大谷がアメリカン・リーグの筆頭候補に選ばれた。
30日(同31日)の試合終了時点で、大谷は打者として30試合に出場し、打率.291、6本塁打、20打点の成績。投手としては、8試合に先発登板し、4勝1敗、防御3.18、45回1/3を投げ、57奪三振と安定している。『MLB.com』では、投打ともにリーグ平均を超える成績の二刀流は唯一無二の存在とし、「すばらしい」と評価している。
一方、ナショナル・リーグの新人王最有力に挙がったのはロサンゼルス・ドジャースのウォーカー・ビューラー投手。7試合に先発登板し、3勝1敗、41回を投げて48奪三振の成績だ。特筆すべきは防御率 2.20となっており、規定投球回には達していないものの、防御率ランキングで5位以内に入る数字だ。
大谷に次ぐア・リーグの候補は、グレイバー・トーレス内野手(ニューヨーク・ヤンキース)とミゲル・アンドゥーハー内野手(同)、ナ・リーグでは今年デビューした20歳のロナルド・アクーニャ外野手(アトランタ・ブレーブス)、クリスチャン・ビラヌエバ(サンディエゴ・パドレス)が選ばれている。