大谷、痛烈163キロ強襲内野安打! 3打数1安打で先制ホーム踏み、エンゼルス勝利
2018/06/04
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのテキサス・レンジャーズ戦に「5番・指名打者(DH)」で先発出場し3打数1安打。先制のホームを踏み、エンゼルスの勝利に貢献した。
大谷は2回の第1打席に迎えると、1死走者なしの場面だったが、相手先発のダグ・フィスター投手の内角のカットボールを引っ張って一塁強襲の内野安打で出塁。これが自身8打席ぶりの安打で、米公式サイト「Statcast」によればこの打球の初速は101マイル(約163キロ)だった。その後一、二塁となり、ルイス・バルブエナ内野手の2点タイムリー二塁打によって大谷は先制のホームを踏んだ。
大谷の4回の第2打席は低めのカットボールを打ち上げて中飛。7回の第3打席では先頭打者としてリリーフの左腕アレックス・クラウディオ投手と対戦し、内角のシンカー2球でカウント0-2と追い込まれた後、最後は外角低めの67.7マイル(約109キロ)のチェンジアップの前に見逃し三振。大谷はこの日3打数1安打1得点の成績で打率は.283となった。
エンゼルスは、6回にジャスティン・アプトン外野手の第12号ソロ本塁打で1点を追加すると、投手陣は先発のタイラー・スキャッグスが6回無失点と好投したのをはじめ、リリーフ陣もジム・ジョンソン、ノエ・ラミレス、ジャスティン・アンダーソンと繋いでリードを守り切り3-1で勝利。この3連戦のカードを2勝1敗で勝ち越した。