MLBドラフト、タイガースが注目度トップの右腕マイズを全体1位指名 本人が喜び語る「言葉で表現しきれない」
2018/06/05
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MLBドラフト会議が4日(日本時間5日)に始まり、デトロイト・タイガースが全体1位でケーシー・マイズ投手(オーバーン大3年)を指名した。
マイズは、身長190センチ、体重86キロの右投げ右打ち。150キロ超の速球に加え、ドラフト候補の中でもトップクラスに鋭いスプリットとスライダーが持ち味だ。今季は16試合に先発し、10勝5敗、防御率2.95の成績。109回2/3を投げ、151奪三振、12四球と高い制球力を持つ。ノースイースタン大との試合では、ノーヒットノーランも達成している。
米公式サイト『MLB.com』によると、全体1指名を受けたマイズは「1巡目指名で高く評価してくれたタイガースに感謝しています。今の感情は言葉で表現しきれません」と喜びを語っている。
高校時代は指名されなかったマイズ。高校時代に指名漏れした選手が全体1位で指名されるのは、2009年にワシントン・ナショナルズに1位指名されたスティーブン・ストラスバーグ投手以来となった。
昨季64勝98敗でメジャーワーストタイの勝率だったタイガース。米公式サイト内のドラフト注目候補1位の右腕を全体1位で指名した。将来のエース候補をいかに育てるのか注目だ。