攻略法を見抜かれた? スタイル転換図る、田中将大の2015年初戦は厳しい内容に
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大がブルージェイズとの開幕戦で先発。日本人が開幕投手を務めたのは、これで4人目となる。昨年の右肘の故障で戦線を離脱して初の公式戦でその投球内容に注目が集まった。結果は5安打5失点で4回降板となった。
2015/04/07
Getty Images
開幕投手では、1985年以来30年ぶりの早い降板
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大がブルージェイズ戦で開幕投手を務めた。4回を投げ、被安打5、5失点で降板となった。
試合も1-6で敗れ、チームも黒星スタートとなった。昨年の右肘の故障で戦線を離脱してから初の公式戦登板で、その投球内容に注目が集まっていた。
この結果について『ニューヨーク・タイムス』が以下の通り報じている。
It was the shortest stint by a Yankees starting pitcher on opening day since Phil Niekro lasted four innings against Boston in 1985.
ヤンキースの開幕投手の4回降板は、1985年のボストン・レッドソックス戦(で登板した)フィル・ニークロ以来、最も短い時間になった。
あわせて同誌では、「ヤンキースの開幕投手史において30年ぶりの結果」とも伝えている。
開幕前からすでにアメリカでたびたび報じられていた、田中の肘の状態についても問題視しており、それも現地で話題になっている。
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