大谷翔平、右肘靭帯損傷でDL入り マー君と同じPRP療法を受けるも「48.5%が最終的にTJ手術を受け」長期離脱
2018/06/09
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ロサンゼルス・エンゼルスは8日(日本時間9日)、大谷翔平投手が右肘の内側側副靭帯の損傷のため10日間の故障者リスト入りしたと発表した。
大谷はチームの遠征には同行せず、過去にニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が受けたのと同じPRP(多血小板血漿)療法と幹細胞注射を受け、3週間後に再検査をする予定とのこと。
また、肘の怪我であり、トミー・ジョン手術(肘の靭帯再建手術)を受けることになるのかが注目されるが、エンゼルスのビリー・エプラーGMは手術を回避できるかについて「回避できると期待している」と語った。
一方で、米大手スポーツメディアの『ESPN』の『ESPNスタッツ&インフォ』では、「2008年以降、内側側副じん帯の怪我でPRP治療を受けた33例のうち、16例(48.5%)でトミー・ジョン手術を最終的に受けた」と紹介。同じような症状の選手の約半分がトミー・ジョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされていることが数字で示されている。
大谷は今季、投手としては9試合に投げ4勝1敗、防御率3.10、打者としては、34試合に出場し、打率.289、6本塁打、20打点を記録している。