海外メディアは田中将大の開幕戦をどう見たか?
現地時間4月6日、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大は2015年開幕戦となるブルージェイズ戦に先発登板した。苦い結果となってしまった今季初登板をアメリカのメディアや記者、SNS上の意見とともに振り返る。
2015/04/07
Getty Images
ヤンキース公式アカウントは、試合に先駆けてスタメンを発表
#Yankees baseball is back! Here is the #OpeningDay lineup with @t_masahiro18 on the bump. #PinstripePride pic.twitter.com/fgyP4PfRav
— New York Yankees (@Yankees) 2015, 4月 6
「@Yankees: #Yankees baseball is back! Here is the #OpeningDay lineup with @t_masahiro18 on the bump. #PinstripePride http://t.co/fgyP4PfRav」
ヤンキースが戻って来たぜ!これが開幕スタメン、マウンドには田中将大が上がる
2年目にして開幕投手の栄誉を勝ち取った田中将大。今季から復帰のアレックス・ロドリゲスは7番DHで出場した。
Tanaka throws a strike and the #Yankees 2015 season has officially begun! So good to have baseball back in the Bronx!
— Gary Phillips (@GPhillips2727) 2015, 4月 6
「@GPhillips2727: Tanaka throws a strike and the #Yankees 2015 season has officially begun! So good to have baseball back in the Bronx!」
田中がストライクを投げてヤンキースの2015年が本格的に始まった!ブロンクスにベースボールが戻ってきたんだ!
ヤンキースファンが待ち望んだ季節は田中のストライクと共にやってきた。
Tanaka strikes out Jose Reyes on three pitches. He's back. #NYY
— Andrew Marchand (@AndrewMarchand) 2015, 4月 6
「@AndrewMarchand:Tanaka strikes out Jose Reyes on three pitches. He’s back.」
田中がホセ・レイエスを三球三振に打ち取った。彼が帰ってきたぞ。
最高のスタートを切った田中。ヤンキースタジアムでの登板は13勝目をあげた昨年9月21日以来となった。この三振にファンも大いに盛り上がった。
First K of the year for Tanaka! And many more to come. #TanakaTime #Yankees
— Randy Foster (@randy_foster) 2015, 4月 6
「@randy_foster:First K of the year for Tanaka! And many more to come. #TanakaTime #Yankees」
田中の今年最初の奪三振だ!これからどんどん奪っていくぞ。
WHAT A START FROM TANAKA!!!! 3 PITCH STRIKEOUT!!!
— NYYANKEENATION (@nyyankeenation) 2015, 4月 6
「@nyyankeesnation:WHAT A START FROM TANAKA!!!! 3 PITCH STRIKEOUT!!!」
なんてスタートなんだ田中!!! 三球三振だなんて!!!
現地ではスピードガンが作動しないアクシデントもあったようだ。
Interesting: No pitch speeds being put on scoreboard for Tanaka #Yankees
— Joel Sherman (@Joelsherman1) 2015, 4月 6
「@JeffPassan:Radar gun at Yankee Stadium doesn’t seem to be working, or at least registering on scoreboard. Gameday says Tanaka velocity around 90 mph.」
ヤンキースのスピードガンは動いてないのではないか、少なくともスコアボードには(球速が)表示されていない。速報には田中の球速は90mph前後と出ている
その後も2番マーティンをサードゴロ、3番バティスタはスライダーで三振に仕留め三者凡退。危なげなく初回を終えた。
地元紙『New York Post』のコラムニスト、ジョエル・シャーマンは以下のように分析した。
Tanaka only topped out at 90-91 mph, but split/slider as good as ever as goes 1-2-3 in 1st whiffing Reyes and Bautista #yankees #bluejays
— Joel Sherman (@Joelsherman1) 2015, 4月 6
「@Joelsherman1:Tanaka only topped out at 90-91 mph, but split/slider as good as ever as goes 1-2-3 in 1st whiffing Reyes and Bautista #yankees #bluejays」
田中の直球は90~91mphほどでしかないが、しかしスプリットとスライダーは依然優れている、1回はレイエス、バティスタを三振に仕留め3人でイニングを終わらせた。
スポーツ番組の司会を務めるウィル・カンケルも
Everyone say a prayer for Tanaka's arm this season. He is sharp. #NYY
— Will Kunkel (@KWCHWill) 2015, 4月 6
「@KWCHWill:Everyone say a prayer for Tanaka’s arm this season. He is sharp. #NYY」
今年田中の腕が無事であることを皆が祈っている。彼は(相変わらず)抜け目ない。
2回表は日本人キラーとして知られるエンカーナシオンをスライダーで三振、6番ドナルドソンをスプリットでサードゴロを打たせ2アウト。7番ナバーロに今季初安打を許したものの、続く8番ポンペイをライトフライに打ち取り簡単に2回の攻撃を終わらせた。
圧倒的な立ち上がりを見せた田中にMLB公式アカウントも
This is #TanakaTime.
https://t.co/Pm1WedKgIO
— MLB (@MLB) 2015, 4月 6
「@MLB: This is #TanakaTime.」
これは田中の時間だ!
2回まで快調に飛ばしていた田中だが、3回に入ると突如乱れ始める。
先頭のピラーがレフト前ヒット、9番トラビスを四球で歩かせて無死1、2塁のピンチを招くと、次打者レイエスのセーフティーバントの処理を三塁ヘッドリーの悪送球1点を献上。先制点を許した。
強打のブルージェイズ打線は立ち直るきっかけを与えない。2番マーティンが初球をライト前に運び、2、3塁走者がそれぞれ生還。バティスタこそレフトフライに打ち取ったものの、エンカーナシオンには甘く入ったツーシームをレフトスタンドに運ばれ一挙5失点。
あっという間の崩壊劇に『CBSSports』のジョン・ヘイマンは
jays go up 5-0 after encarnacion HR. radar gun works a little better. tanaka true to his word, throwing off-speed stuff.
— Jon Heyman (@JonHeymanCBS) 2015, 4月 6
「@JonHeymanCBS:jays go up 5-0 after encarnacion HR. radar gun works a little better. tanaka true to his word, throwing off-speed stuff.」
ジェイズがエンカーナシオンのホームランで5対0とリードしている。スピードガンの働きは少し良くなっている。田中は彼が言っていたとおり、スピードのない球を投げている。