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捕球確率はわずか2%! レッズの韋駄天、自画自賛の超絶技「最高のプレー」

2018/06/19

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Getty Images



 MLBで17日(日本時間18日)、今季最も難易度が高いとされるプレーが生まれた。シンシナティ・レッズのビリー・ハミルトン外野手が敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦で、“韋駄天”ぶりを発揮するスーパープレーを見せた。
 
 1回裏、パイレーツの3番フランシスコ・セベリ捕手が右中間へ大飛球を放った。二塁ベース後方わずか右寄りに守っていた中堅・ハミルトンが快足を飛ばし、ダイビングキャッチ。通常なら長打となるところを見事アウトにした。
 
 打球の落下点はセンターとライトのほぼ中間で、フェンスぎりぎりに迫る大飛球だった。米公式分析サイト『スタットキャスト』によると、この場合の捕球確率はわずか2%。ハミルトンは落下点までの83フィート(約25メートル)を4.3秒で走り、スピードは秒速30.6フィート(約9.3メートル)だという。
 
 驚愕のプレーを動画で紹介した米公式サイト『MLB.com』によると、ハミルトンは「あれは僕の中でも最高のプレーのひとつだ。どうキャッチしたのか、どうやって追いついたのかも分からないよ」と振り返っている。打ったセベリは「信じられない。あれを捕れるのはハミルトンだけだと思う。本当に素晴らしい」と敵ながら称賛した。
 
 ハミルトンは2012年にマイナーで年間155盗塁をマークし、翌年にメジャーデビューした。メジャー通算では昨季までの5年間で243盗塁、今季は17日時点で13盗塁をマークしている。
 
 他を寄せ付けない俊足でチームに貢献するハミルトン。チームはナショナル・リーグ中地区最下位(26勝45敗)で優勝争いから完全に遠ざかっているが、ハミルトンのプレーはファンが球場に足を運ぶ楽しみの一つになっているのだろう。

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