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大谷に続き…もう一人の二刀流マッケイが故障者リスト入り 相次ぐ離脱に賛否、調整法の議論再燃か

2018/06/20

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米マイナーリーグ公式サイトのスクリーンショット。



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手に続き、タンパベイ・レイズ傘下1Aアドバンスドの二刀流ブレンダン・マッケイ投手が19日(日本時間20日)、故障者リスト(DL)入りした。右腹斜筋の張りのためで、球団が発表した。復帰まで3週間程度かかる見通し。
 
 マッケイは今季1Aボウリング・グリーン・ホット・ロッズで開幕を迎え、5月15日には早くも1Aアドバンスドのシャーロット・ストーン・クラブスに昇格。昇格後は投手として5試合に登板し、2勝2敗、防御率4.63。23.1 回を投げて29個の三振を奪っている。打者としては14試合に出場し、打率.200、1本塁打、出塁率.344、OPS.644だった。
 
 奪三振率が高い投手、出塁率が高い打者、というアマチュア時代からの特長は保っているが、有望株選手としてはやや寂しい数字と言える。
 
 マッケイが最後に試合出場したのは9日(日本時間10日)。打者として4打数無安打に終わり、翌日の試合から欠場していた。その後フロリダ・ステート・リーグのオールスター戦を挟んで6試合連続出場機会がなく、19日にDL入りが発表された。
 
 故障するまでの起用法は、中5日で投手として登板し、その間に指名打者(DH)として2試合、一塁手として2試合、中間日に1試合休むパターンで出場していた。
 
 マッケイの起用パターンは以下。
 
◇投手登板日
◇DH出場日
◇一塁手出場日
◆休養日
◇一塁手出場日
◇DH出場日
◇投手登板日
 
 昇格直後のマッケイは投手として出場した最初の3試合は17回, 自責点4、奪三振19、与四死球1と好投したが、その後の2試合では早いイニングで打ち込まれ、成績を落としている。
 
 大谷の起用法は、投手として中6日、登板前後は休み、打者としてはDH出場となっている。
 
 マッケイと大谷の起用法は異なるが、期待された有望選手2人が相次いで早期離脱した。改めに二刀流選手の是非や調整方法が議論を呼びそうだ。
 
 
文・角谷剛



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