Rソックス・ブラッドリー、今季外野手最高166キロ返球で併殺! 驚愕の声続々「非現実的」
2018/06/20
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ノーバウンド送球で走者の生還許さず!
ボストン・レッドソックスのジャッキー・ブラッドリー・ジュニア外野手が19日(日本時間20日)、敵地でのミネソタ・ツインズ戦で驚異の強肩を見せつけた。
センターを守るブラッドリーは4点を追う8回の守備で、1死三塁のピンチにイハイア・アドリアンザ内野手の飛球を捕球をすると、タッチアップで生還を狙った三塁走者を刺すため本塁へ矢のような返球。
サンディ・リオン捕手に向かってノーバウンドで返球され、走者はチャレンジの末タッチアウト。併殺となって追加点を許さなかった。
米分析サイト『Statcat』によると、このブラッドリーの返球は290フィート(約88.4メートル)の距離で、スローイングの最高速度は103.4マイル(約166キロ)を計測。これは今季の外野手では最高の数字だという。このプレーの映像は『Statcast』の公式ツイッターでも紹介されている。
地元テレビ局「NESN」の放送席も「火の出るような送球!信じられない!アメイジングだ」と驚嘆の声を上げ、好プレーを称賛した。
また、米公式サイト『MLB.com』によれば、今季3度目の併殺を決めたブラッドリーは「投げることに関しては全く問題ないよ」と平然。一方、アレックス・コーラ監督は「非現実的だね」と驚けば、返球を捕球したリオンは「ボールを投げてくるか分からなかった。今まで見てきた中で最高のスローの1つだったよ」と強肩ぶりを称えた。
チームは2-6で敗れたが、この攻撃的な守備は今後も大きな武器となってくるだろう。