平野、メジャー自身最長1回1/3を投げ22戦連続無失点 上原の日本人記録にあと「5」
2018/06/25
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アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が24日(日本時間25日)、敵地PNCパークで行われたピッツバーグ・パイレーツ戦にリリーフ登板し、無失点の好投。連続無失点試合を「22」に伸ばした。
連続無失点試合の球団新人記録を更新中の平野は、3-0と3点リードの7回2死走者なしの場面で登板。6番のエリアス・ディアズ捕手と対戦し、カウント2-2から90.2マイル(約145キロ)の速球で三ゴロに打ち取りこの回を終える。
そして、引き続き8回のマウンドにも登り、先頭の7番ジョシュ・ベル内野手84.5マイル(約136キロ)のスプリットを中前安打とされたが、続くショーン・ロドリゲス内野手を初球の82.7マイル(約133キロ)のスプリットで遊ゴロ、6-4-3と渡って併殺を完成。
2死走者なしとなって、最後は代打のグレゴリー・ポランコ外野手をカウント1-2から85.1マイル(約137キロ)のスプリットで中飛に打ち取り、無失点に抑えた。
平野はこの日、メジャー自身最長となる1回1/3、15球(ストライク11球)を投げ被安打1、無四球、無失点。防御率は1.32となった。また、これで22試合連続無失点となり、球団記録にあと「2」とするとともに、日本人投手の連続無失点記録(ボストン・レッドソックス時代の上原浩治投手の「27」)にあと「5」と迫った。
ダイヤモンドバックスは、9回もブラッド・ボックスバーガー投手が無失点に抑えて3-0で勝利。このパイレーツとの4連戦全勝として、ナショナル・リーグ西地区首位をキープしている。