ダルビッシュ、復帰が延期 ブルペンで投球も患部に痛み
2018/06/29
Getty Images
右上腕三頭筋の炎症で戦列を離れているダルビッシュ有投手の復帰時期が延期となった。28日(日本時間29日)、ブルペンで投球練習を行った際に患部に痛みが出たため。今週末のメジャー復帰の可能性もあったが、ジョー・マッドン監督は見送る方針を示した。
ダルビッシュはこの日、敵地でのロサンゼルス・ドジャース戦の前にブルペン入りした。米公式サイト『MLB.com』によると、マッドン監督はダルビッシュの投球後、「あまりよくなかった。力を入れられてなかった」と印象を語り、「シカゴに戻って判断する。現時点では、土曜日に登板することはできない」と説明した。
25日(日本時間26日)にマイナー1Aの試合にリハビリ登板したダルビッシュ。5回で投げた51球中、ストライクは41球と安定した投球を見せていた。順調にいけば、29日(同7月1日)からの3連戦で復帰する見通しだった。しかし、ブルペンでの投球後、ダルビッシュが患部に痛みを訴えたため、メジャー復帰時期は不透明となった。