前田健太が今季5敗目 7回5安打3失点の好投も…打線振るわずド軍3連敗
2018/07/01
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が6月30日(日本時間7月1日)、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発登板し、7回5安打9奪三振3失点だった。チームは1-3で敗れ、今季5敗目を喫した。
前回登板の25日(日本時間26日)のシカゴ・カブス戦は、7回無失点と好投した前田。中4日で6勝目をかけてマウンドに上がった。
初回、先頭ラメイヒューを中飛に取ると、ブラックモンを左飛に仕留める。アレナドはフルカウントから空振り三振に取って絶好の立ち上がり。3回まで走者を一人も出さない好投をみせた。
しかし、4回は先頭ラメイヒューに二塁打を許すと、ブラックモンの中飛で1死三塁のピンチを迎えた。続くアレナドは空振り三振に取ったが、捕手のグランダルがボールを後逸。この間にアレナドは一塁へ走り、三塁走者のラメイヒューが先制のホームを踏んだ。なおも2死から四球を与え、走者一二塁とピンチを広げたが、パーラを遊直に打ち取って追加点は許さなかった。
5回には、デズモンドに82.3マイル(約132キロ)のスライダーをレフトスタンドへ運ばれ、2点目を失った。6回は2奪三振を含む三者凡退とした。
1点の援護をもらって1-2で迎えた7回、前田はストーリーの二塁打と四球で無死一、二塁のピンチを迎える。デズモンドを空振り三振に取ったが、アイアネッタにチェンジアップを中前適時打とされ、3点目を献上した。1死一、三塁のピンチからマルケスのセーフティースクイズを捕手グランダルの好判断で阻止。最後はラメイヒューを遊ゴロに抑え、この回で降板した。
前田は7回97球(ストライク65球)を投げ、毎回の9奪三振、5安打3失点(自責点2)の内容。防御率3.36とした。
ドジャースは相手先発ヘルマン・マルケス投手の前に打線が振るわず。8回まで1得点に抑えられた。チームは3連敗となった。