マリナーズ・パクストン、「カナダ・デー」に8回0封 出身地の建国記念日に華「気分良かった」
2018/07/02
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序盤に得た1点を守り切る!
シアトル・マリナーズが1日(日本時間2日)、本拠地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に勝利し2年ぶりの7連勝を飾った。
マリナーズは2回、1死からカイル・シーガー内野手とライオン・ヒーリー内野手の連続安打で一、二塁のチャンスを作ると、続くベン・ギャメル外野手がロイヤルズ先発のブラッド・ケラー投手の速球を捉えてセンターへ先制タイムリー安打。
投げては、先発のジェームズ・パクストン投手が5回の3アウト目から10者連続アウトを記録するなど8回110球(ストライク79球)を投げて被安打2、与四球2、奪三振11、無失点の好投。最後はクローザーのエドウィン・ディアズ投手が締めて、序盤の得点を守り切った。
1-0で緊迫した試合を制したマリナーズは、2年ぶりの7連勝。アメリカン・リーグ西地区で、この日首位のヒューストン・アストロズが敗れたため、同2位のマリナーズはその差を0.5ゲームに縮めている。
この日は『カナダ・デー』(カナダ建国記念日)。入場者にはカナダ出身のパクストンのボブルヘッド人形を配布され、米公式サイト『MLB.com』によれば、試合後パクストンは「カナダ・デーで本当にクールな投球ができた。たくさんの友達や家族が来ていて楽しかったし、気分も良かった」と自らの投球を振り返りコメント。
また、マリナーズのスコット・サービス監督もパクストンについて「彼はその瞬間を楽しんでいた」と話し、「『ナショナル・パックス・デー』としてカナダの祝日にすべきだね」と好投にご満悦の様子だった。