インディアンス・リンドーア、満塁弾含む2発7打点! 監督の球団500勝に華「HR大好き」
2018/07/03
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4回にグランドスラム、6回にダメ押し3ラン!
クリーブランド・インディアンスのフランシスコ・リンドーア内野手が2日(日本時間3日)、敵地コウフマン・スタジアムで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦で2本塁打7打点と活躍。勝利に大きく貢献した。
「1番・ショート」で先発出場したリンドーアは、2-2と同点の4回、安打と2者連続死球で1死満塁のチャンスで打席を迎える。そしてロイヤルズ先発のジェイコブ・ジュニス投手に対し、カウント3-1からの5球目、84.8マイル(約136キロ)のチェンジアップを捉えると、打球はライトスタンド中段へ飛び込む第22号満塁本塁打となった。
米公式分析サイト『Statcast』によれば、この満塁弾の打球の角度は26度、初速は108.1マイル(約174キロ)、飛距離は409フィート(約124.7メートル)だったという。
リンドーアのバットは止まらない。さらに6回、1死一、二塁と再びチャンスに打席に立つと、今度はカウント2-2からの8球目、ジュニスの82.6マイル(約133キロ)のスライダーを弾き返し、右中間への第23号3ラン本塁打(角度26度、打球初速105マイル:約169キロ、飛距離418フィート:約127.4メートル)。この一発でスコアを9-2とし試合を決めた。なお、このリンドーアが放った2本の本塁打は球団公式ツイッターでも映像付きで紹介されている。
リンドーアはこの日4打数2安打(2本塁打)、キャリアハイの7打点の大活躍。インディアンスは結局9-3で快勝し連勝。先発のコーリー・クルーバー投手が今季12勝目を挙げている。そして、テリー・フランコーナ監督は、2013年にインディアンスの監督に就任して以降通算500勝を達成した。
米公式サイト『MLB.com』によると、リンドーアは試合後「自分は本塁打が大好きなんだ」と話し、「ボールがフェンスを越えるのを見るのは素晴らしいことだけど、自分はそうしようとはしていない。自分の仕事は塁に出て、得点すること」と安打の延長に本塁打があることを強調。
そして、インディアンスの監督として500勝を挙げたフランコーナ監督も、リンドーアについて「ラインドライブがかかってフェンスを越えたね。華々しい打撃だった」と絶賛した。