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平野、満塁を1球で“鎮火”26戦連続0封 先発右腕も感謝「彼以上の投球は誰もできない」

2018/07/04

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が3日(日本時間4日)、本拠地チェイス・フィールドで行われたセントルイス・カージナルス戦にリリーフ登板。1/3回を無失点に抑え、自身の球団記録を更新する26試合連続無失点とした。
 
 平野は4-2と2点リードの7回、2死満塁のピンチに3番手として登板。この場面で2番のトミー・ファム外野手と対戦し、初球に内角低めへ83.5マイル(約134キロ)のスプリットを投げ込んで三ゴロ。サードがそのまま三塁ベースを踏んでフォースアウトとなり、走者の生還を許さず切り抜けた。
 
 この日1/3回、1球(ストライク1球)を投げて無安打無四球無失点だった平野は今季19ホールド目を記録。防御率を1.22として自身の連続無失点試合記録を「26」に伸ばし(22回2/3イニング連続無失点)、球団記録をさらに更新した。そして、上原浩治投手がボストンレッドソックス時代に記録した27試合にあと「1」としている。
 
 ダイヤモンドバックスはそのまま4-2で勝利し、7月に入って初勝利。連敗を4でストップさせた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、7回途中で降板したダイヤモンドバックスのザック・グレインキー投手は、自身が出した走者をホームに還さなかった平野について「今年の彼より素晴らしい投球は誰もできないよ」と絶賛。「今日はタフな試合だった。(三ゴロをさばいた)ジェイク・ラムも本当に良いプレーをした。簡単そうに見えるけど、簡単じゃないんだ」とホッとした様子だった。
 
 また、ダイヤモンドバックスのトロイ・ロブロ監督も危機一髪の試合を振り返り「絶対に必要な勝利だった。選手たちは長く厳しい試合を繰り広げている」と連敗脱出からの巻き返しを誓った。



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