ヤンキースGMが、手術を避けた田中の選択に言及 「パニック・ボタン」を押すのは早すぎる【エヌヒト式mLbな人々】
ヤンキースの開幕投手を務めた田中将大。しかし結果は4回で降板、チームも黒星となった。ファンもメディアも、今や注目は田中の肘の状態に集まっている。このような状況に対して、ヤンキースのGMが口を開いた。
2015/04/10
Getty Images
医師の判断は、リハビリだった
日本人では4人目となる開幕投手を務めた田中将大。しかし、いつものキレは見られず、4回で降板となった。
投球内容に対して、ファンやメディアは田中の肘の状態を問題視。昨年故障した際に、トミー・ジョン手術を回避して、保存療法を選択したことにも「昨年手術するべきだったのではないか?」「今後、手術を受けるべきではないか」という議論が巻き起こっている。
これに対し、現地メディア『Pinstripe Alley』によれば、ヤンキースのジェネラル・マネージャーであるブライアン・キャッシュマンが現地のラジオ番組に出演し、以下の通り答えている。
Yesterday, Brian Cashman took to the radio in an attempt to clear up any concern over Tanaka. There has been some debate among fans as to whether Tanaka was advised to have the surgery or to do rehab instead, but Cashman had this to say:
If the recommendation was to have the surgery, we’d do it…but the medical assessment from the doctors [was to rehab the elbow].
昨日ブライアン・キャッシュマンはラジオに出演し、田中についての周囲の懸念を払拭しようとした。ファンの間で議論になっているのが「田中は手術を受けるようアドバイスを受けたのか、それともその代わりにリハビリをするように言われたのか」という点だ。キャッシュマンは以下の通り答えた。「もし手術を受けるよう勧められたなら、我々はそうした。しかし医師による判断は”リハビリ”というものだったんだ」
上記の通り、キャッシュマンGMは医師からは手術ではなく、リハビリをするようにとアドバイスを受けたと強調している。また保存療法の結果、田中の肘は回復したことがMRIでの検査結果でわかっているという。