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大谷の決勝弾で“LA対決”勝ち越し 52日ぶり一発に喜び「全力で走るのはハードだから」

2018/07/09

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指揮官も満足「勝負強い」

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのロサンゼルス・ドジャース戦に代打出場。決勝のソロ本塁打を放つ活躍を見せた。
 
 相手が左腕投手が先発とあってベンチスタートとなった大谷は、3-3の同点で迎えた7回に先頭打者として代打で登場。ドジャース2番手の右腕J.T.チャーゴイス投手と対戦した。
 
 大谷はカウント2-2からの6球目、内角低めの95.8マイル(約154キロ)の速球を捉えると、打球はセンター方向への第7号ソロ本塁打となり、勝ち越しに成功した。5月17日(同18日)以来となった大谷の本塁打だが、代打本塁打は自身メジャー初。
 
 推定飛距離135メートルの特大本塁打を放った大谷はこの日1打数1安打(1本塁打)1打点1得点で打率を.275としている。
 
 大谷の本塁打で挙げた得点が決勝点となり、エンゼルスは4-3で勝利。このカード3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、大谷は試合後「全力で走るのは自分にとってはハードだから、本塁打を打つことができて嬉しい」と通訳を介してコメント。また、米スポーツサイト『ESPN』によれば、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は大谷の決勝弾について「勝負強いバッティングだった。間違いないね」と満足そうに語っている。
 
 ドジャースとの“フリーウェー・シリーズ”と称されるインターリーグは、13日(同14日)から今度はドジャースの本拠地で行われる。同じロサンゼルスに本拠地を置くライバルチームとの戦い。今度は敵地でどんな活躍を見せてくれるだろうか。



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