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MLB前半戦最強は…小さな巨人と剛腕擁するあのチーム 米メディアがランキング

2018/07/17

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Getty Images



 MLBは17日(日本時間18日)のオールスターゲームを前に前半戦を終えた。米メディア『ESPN』は、全30球団の戦力を分析、ランキング化して特集。1位にはアメリカン・リーグ西地区首位のヒューストン・アストロズが輝いた。
 
 ランキングは、勝敗などを総合的に評価して同メディアの番組パネラーの投票で決定。前半戦終了時点では、昨季ワールド・シリーズを制したアストロズがナンバーワンとなった。15日(日本時間16日)までで64勝35敗、勝率.646の成績となっている。
 
昨季に続く好調の背景には、メジャー屈指の先発陣と“小さな巨人”ホセ・アルトゥーべ内野手率いる強力打線がある。
 
 先発陣はエースの剛腕ジャスティン・バーランダー投手を筆頭に、規定投球回に到達し、防御率2点台の投手が3人いる。特にバーランダーは21試合に登板し、9勝5敗、防御率2.29、リーグ最多の137回2/3を投げ172奪三振。自身2度目のサイヤング賞も視野に入っている。昨オフにピッツバーグ・パイレーツから移籍したゲリット・コール投手の活躍も目覚しく、20試合で10勝2敗、防御率2.52、177奪三振の成績を残している。
 
 一方、強力打線も相変わらずだ。チームの中心打者のアルトゥーべは今季も絶好調。前半戦は99試合に出場し、打率.332、9本塁打、44打点。打率はリーグ2位につけている。他にも、昨季ブレイクしたアレックス・ブレグマン内野手はすでに20本塁打を放ち、23歳のカルロス・コレア内野手も4年連続2桁本塁打を達成するなど若手の躍進が大きくチームを盛り上げている。
 
 ランキングでは2位にボストン・レッドソックス、3位にニューヨーク・ヤンキースが名を連ねた。アストロズは後半戦も好調を維持し、ヤンキースが達成した1999年以来となる世界一の連覇を成し遂げられるか。



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