MLB球宴ホームランダービー、地元の英雄ハーパーが初優勝! 父と45本の放物線描く
2018/07/17
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準決勝はシュワーバーが残り0秒で“サヨナラ弾”
準決勝第1試合は、1回戦で17本を放ったホスキンズと16本を放ったシュワーバーの戦い。先攻のホスキンスは、出足はなかなか1本目が出なかったが、2分4秒を残して休憩に入る前までに8本を放つ。そして休憩明けの後半はライナー性、大飛球の一発を放ち続け11本。そして、30秒ボーナスでは1本を放って計20本とした。
後攻のシュワーバーは、始めこそ打球が上がらなかったが、それでも徐々にリズムを作り出し12本と荒稼ぎ。1分32秒を残した後半では、15本目を放ったところでボーナスの30秒を得たが、レギュレーション4分以内ギリギリで21本目となる“サヨナラ弾”を放って、決勝進出を決めた。
準決勝第2試合は、1回戦で17本のマンシーと13本のハーパーの注目の一戦。まず先攻のマンシーは、20秒経過したところで1本目を放つと、その後も右中間から右へ次々に飛球を放ち、7本を放って1分53秒を残して休憩。しかし後半は数が伸びず、最終的に12本にとどまった。
後攻のハーパーは、開始15秒で1本目。フルスイングで放たれた打球は、しばらくスタンドを越えなかったが、それでも次第にリズムを掴んでいき前半10本で締めくくった。30秒ボーナスも獲得したが、1分33秒を残して始まった後半はあっという間にシュワーバーの記録を抜き去り、1分11秒を残して13本目を放って決勝進出を果たした。
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