ドジャースがマチャド獲得、1対5の大型トレード 米公式サイト報じる
2018/07/19
Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースがボルティモア・オリオールズのマニー・マチャド遊撃手をトレードで獲得したもようだ。米公式サイト『MLB.com』が18日(日本時間19日)、消息筋の話として伝えた。ドジャースは若手有望株の5選手を放出するという。
球団の正式発表はまだだが、三塁手として2度のゴールドグラブ賞を獲得した名手の新天地が決まったようだ。
今季目玉のトレードは、1対5の大型トレードになった。2011年にオリオールズでメジャーデビューし、7シーズン目を迎えたマチャド。強肩を生かした鉄壁の守備と高い打撃力をもつ三塁手として、ゴールドグラブ賞を2回授賞し、2015年から3年連続で30本塁打以上を記録した。今季は本来のポジションである遊撃手に転向し、今季前半戦の成績は試合出場で打率.315、24本塁打、65打点。
ドジャースはマチャド獲得のため、5選手を放出。トレードされるのはユスニエル・ディアズ外野手、ライアン・バーノン三塁手、ディーン・クレマー投手、ザック・ポップ投手、ブレイビック・バレラ二塁手という。
特に注目はディアズだろう。マイナーでの今季成績は18日時点で59試合に出場し、打率.314、6本塁打、30打点、出塁率.428と安定した打撃力が魅力だ。マイナーリーグのオールスターゲームに出場し、2本塁打を放っている。
ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースは、正遊撃手のコリー・シーガーが故障で離脱。マチャド獲得で優勝への必要なピースを手にする。一方、低迷するオリオールズはチーム再建に向けて若手有望株を獲得する。双方にとって利益の多いトレードになるだろう。