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MLB前半戦を終えてのMVP候補はトラウト&アレナド 米記者が各リーグのトップ3を発表

2018/07/19

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Getty Images



 MLBのシーズン前半を終えた段階でのMVP投票が行われ、米公式サイト『MLB.com』のリチャード・ジャスティス記者が18日(日本時間19日)に結果の詳細を報じた。
 
 アメリカン・リーグの1位は、ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手。1位票を28人から集め、合計159ポイント。今季はここまで97試合に出場し、104安打を放って打率.310、25本塁打、50打点、71得点、15盗塁をマークしている。
 
 本塁打ではリーグ3位タイ、得点はリーグ4位と上位にランクインする他、出塁率においてはメジャー全体1位の.454。安打だけではなく、メジャートップの84四球と17敬遠がこれを後押ししている形だ。また、長打率.606はリーグ4位に位置する高水準をキープしている。
 
 このままの調子でいけば、それぞれの分野でキャリアハイの数字を残せる可能性は十分にあり、2014年、2016年に続き自身3度目のMVP受賞も見えてくる。
 
 2位は合計73ポイントでボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手がランクインした。メジャー全体2位の出塁率.448と全体1位の長打率.691を足したOPS(打者の総合的な打力を示す数値)が1.139となっており、これはメジャー全体で断トツのトップ。
 
 この他にも打率.359もメジャートップ、盗塁18個はリーグ4位に位置するなど多くの分野で高水準をマークし、チームの地区首位快走を支えている。
 
 3位は合計45ポイントでJ.D.マルティネス外野手がランクインし、レッドソックスの選手が2位、3位を占める形となった。
 
 マルティネスは、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから移籍して1年目。どのような活躍を見せるか注目が集まったが、蓋を開けてみれば29本塁打はメジャートップタイ、80打点もメジャー単独トップと、球団とファンの期待通りの活躍を見せている。
 
 本塁打だけでなく、リーグ3位の打率.328もマークしており、チームの主砲としては申し分ない。ただ、もらった四球が38個と多くはなく、一方で三振は95個と決して少なくはない。これらの課題を後半どのように修正していくのかは、ポストシーズンも見据えた上で重要なポイントになるだろう。

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