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大谷翔平、シフトに負けない“頭脳的バント”今後も 指揮官も支持「判断は非常に妥当」

2018/07/23

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 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・ソーシア監督が22日(日本時間23日)、指名打者で出場した大谷翔平投手が前日にセーフティーバントを仕掛けたことについて言及した。
 
 大谷は、21日(同22日)に本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に指名打者として先発出場。2回の無死一塁のケースで、相手先発ジャスティン・バーランダー投手との対戦で初球セーフティーバントを試みた。打球は三塁方向に転がったが、バーランダーが素早い処理で二塁封殺。走者を進めることはできなかった。
 
 米メディア『LAタイムズ』によれば、ソーシア監督はこのプレーについて「大谷は安打を狙って守備を崩そうとした。その判断は非常に妥当なものだと思う」と話し、「それ(バント)を利用することが必要な時が来るだろう」とコメント。
 
 結果は走者封殺となったが、相手守備が大谷の打球を予測し右寄りシフトを敷く中で、得点のために大谷自身が意表をついてバントを仕掛けたことを支持し、今後もこのプレーは必要になものであるとした。
 
 大谷はシーズンの早い時期に、自身の判断で意表を突くプレーを行って良いか質問をしており、了解を得ていた。ソーシア監督は「彼はとても自信を持って気持ち良くプレーしている。あれでいいんだ」と今後も大谷の独創的なプレーに期待。
 
 打力だけでなく、相手の脅威となる走力も持っている大谷。頭脳的、そして積極的なプレーが、これからもエンゼルス打線に活気を与えていく。



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