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大谷翔平、第8号HRはセンターへの約133メートル特大弾「どこに飛ぶかは問題ではない」

2018/07/24

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシカゴ・ホワイトソックス戦に「6番・指名打者(DH)」で先発出場し、第2打席に8号ソロ本塁打を放つ活躍を見せたが、エンゼルスは中盤に逆転を許し敗れた。
 
 前日まで2試合連続安打としていた大谷は、2-1と1点リードで迎えた4回、1死走者なしの場面で第2打席を迎える。カウント2-1から外角高めの93.5マイル(約150キロ)の速球を完璧に捉えると、打球はセンターバックスクリーンを超える第8号特大ソロ本塁打。米分析システム『Statcast』で飛距離は435フィート(約132.9メートル)と計測された。この本塁打は球団の公式ツイッターでも紹介されている。
 
 大谷の本塁打で3-1とリードを広げたエンゼルスだったが、5回に先発のハイメ・バリア投手が1点を返されると、6回にはリリーフ陣も流れを変えられず3失点。3-5と逆転を許してしまう。
 
 第3打席で左飛に打ち取られた大谷は、8回無死一塁ので迎えた第4打席では左腕のジェイス・フライ投手の前に空振り三振。大谷はこの日4打数1安打(1本塁打)1打点で打率.281となった。
 
 エンゼルスもその後反撃できず3-5で敗れ、前日に続く連勝はならず。今季50勝51敗となり借金「1」を背負うことになった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、大谷は本塁打について「ロード(敵地)でも打てればいいと思うが、ホームには良い雰囲気がある」と活躍を期待する大勢のファンの声援が後押しになっているとした。
 
 また、センター方向への打球については「センターに向かって打っているわけではない」としながら「上手く打つことができれば、どこに飛ぶかは問題ではない。それに関してはあまり考えていない」と語っている。
 
 8回に好機で大谷が空振り三振を喫するなど、終盤に得点を奪えず食い下がることが出来なかったエンゼルス。首位とは15.5ゲーム差と苦しい状況が続くが、シーズン後半の巻き返しへ向けて、何とか勝利を1つ1つ積み重ねていきたい。

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