田中将大、1年ぶりの完投&完封で8勝目! レイズ打線に隙見せず9奪三振で6度の3者凡退
2018/07/25
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8回まで投げ切ったのは1年ぶり。最後まで隙見せず
ヤンキースは7回にオースティン・ロマイン捕手の犠飛で貴重な1点を追加。3-0とリードを広げ、終盤に入り良い流れを作った。味方の援護に応えたい田中は、先頭のダフィーを初球のスプリットで遊ゴロに打ち取り、続くバウアーズもスプリットで一ゴロ。難なく2アウトを取る。
クロンには速球を左中間への二塁打とされたが、ジマンをスプリットで一ゴロに仕留めて得点を許さなかった。田中が7回を投げ切ったのは今季初。
8回、好投を続ける田中は、先頭の6番ロバートソンを90.4マイル(約146キロ)のシンカーで三ゴロに打ち取り、スミスはスプリットで左直。そして最後はアダメズからスプリットで空振り三振を奪って、この試合5度目の3者凡退に抑えた。田中は、昨季2017年の7月28日(同29日)のレイズ戦以来、約1年ぶりに8回までを投げ切った。
ヤンキースは9回にも得点を重ねてスコアは4-0。田中は1年ぶりの完封勝利へ向かってマウンドに登った。まず先頭のスークレをスライダーで遊ゴロに打ち取ると、続くキアマイアーはスプリットで二ゴロ。そして最後はダフィーをカウント1-1からシンカーで遊ゴロに打ち取り3アウト。試合を最後まで1人で締めた。田中はこの日9回105球(ストライク74球)を投げて被安打3、与四球1、奪三振9、無失点。防御率を4.09とした。
田中の完投、完封はともに昨季4月27日(同28日)のボストン・レッドソックス戦以来。完投は通算6度目、完封は通算3度目となった。