前田健太、1年ぶり2被弾で7回4失点 序盤の好投から一転…8勝目ならず
2018/07/25
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得意のチェンジアップがキレキレ。3回までパーフェクト
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が24日(日本時間25日)、敵地シチズンズバンク・パークでのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板し、7回4失点で8勝目はならなかった。
前田は、オールスターゲーム直前の15日(同16日)のロサンゼルス・エンゼルス戦にリリーフ登板して以来、中9日のマウンド。シーズン後半戦初登板となった。
初回に味方打線に1点の援護をもらった前田。先頭のセザー・ヘルナンデス内野手を91マイル(約146キロ)の速球で一ゴロに打ち取ると、続くリース・ホスキンス外野手はフルカウントから速球で一飛。最後はオデュベル・ヘレーラ外野手を85.3マイル(約137キロ)のチェンジアップで二ゴロに抑えて3者凡退で立ち上がった。
2回は先頭の4番カルロス・サンタナ内野手を初球の速球で二ゴロ。続くマイケル・フランコ内野手に対しては、85.1マイル(約137キロ)のスライダーで空振り三振を奪う。そしてニック・ウィリアムズ外野手をチェンジアップで二ゴロに打ち取って、初回に続き難なく3者凡退に抑えた。
快調な投球を続ける前田は3回、先頭の7番ヘスミュール・バレンティン内野手をチェンジアップで空振り三振に仕留めると、続くホルヘ・アルファロ捕手もチェンジアップで空三振。そして9番のアーロン・ノラ投手も速球で右直に抑えて3者凡退。序盤3回までをパーフェクト、フィリーズ打線を手玉に取る完璧な投球を見せた。