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前田健太、1年ぶり2被弾で7回4失点 序盤の好投から一転…8勝目ならず

2018/07/25

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4戦ぶり被弾もリード守って終盤へ

 中盤の4回、ドジャースはヤズマニ・グランダル捕手のソロ本塁打で1点を追加。2-0とリードを広げる。さらなる援護をもらった前田は、先頭の1番ヘルナンデスをスライダーで右飛に打ち取ると、続くホスキンスはチェンジアップで空振り三振。
 
 この回も難なく2アウトを取ったが、ヘレーラに対しカウント0-2から89.7マイル(約144キロ)のカットボールを左前へ弾き返され、この日初安打を許す。それでも、後続のサンタナをチェンジアップで二ゴロに打ち取り、ピンチを広げることなく無失点でこの回をしのいだ。
 
 ドジャースは、5回にもピーダーソンのタイムリー二塁打で1点を追加。リードを3点に広げた。3-0となって、直後の前田は先頭の5番フランコに対して初球の速球で二ゴロ。しかし、続くウィリアムズにカウント1-2と追い込みながら4球目の85.4マイル(約137キロ)スライダーを捉えられると、これがライトスタンドへのソロ本塁打となって初失点を喫した。前田が本塁打を浴びたのは6月30日(同7月1日)以来4戦ぶり。
 
 それでも前田は失点に動揺することなく、続くバレンティンとアルファロをともにチェンジアップで空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。
 
 6回、ドジャースはグランダルがこの日2本目となるソロ本塁打を放ち4-1と再びリードを3点差とする。その裏の守備で、前田は先頭の代打アンドリュー・ナップ捕手をチェンジアップで二ゴロに打ち取ると、1番に返りヘルナンデスもチェンジアップで空振り三振。
 
 ホスキンスには初球の速球を中前安打とされたが、ヘレーラを速球で遊飛に抑えて無失点。チームの流れに乗る好投を見せた。

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