ヤンキース・田中、苦しみながらも5回4失点で今季初勝利
ヤンキース・田中が12日(日本時間13日)に本拠地ヤンキースタジアムでレッドソックス戦に先発し、5回4失点で今シーズン初勝利を挙げた。
2015/04/13
Getty Images
味方の大量得点に助けられた初勝利
田中が12日(日本時間13日)に本拠地ヤンキースタジアムでレッドソックス戦に先発し、5回4失点で今シーズン初勝利。チームも14得点と打線が爆発し、14-1の快勝で連敗を3で止めた。
開幕戦を4回5失点で黒星に終わった田中が苦しみながらも1勝目をつかんだ。
田中は、レッドソックス打線に対して初回をライナー性の当たりがありながらも三者凡退に抑える。
その裏の攻撃でヤンキースは、ロドリゲスの3点タイムリーツーベースヒットやヘドリー、ドルーの二者連続ホームランも飛び出し、打者一巡の猛攻で一挙7点を先制する。初回に大量援護をもらった、田中は続く2回、3回を四球やヒットでランナーを出しながらも無失点に抑えていく。
前回の登板でつかまった、魔の3回を乗り越えたと思われた直後の4回、先頭のオルディスを四球で出塁させると、味方のエラーにヒットや四球を重ねて、3失点。
しかし、ここで踏ん張れるのが田中の強さだ。
なおも続く1死満塁のピンチをハニガン、ベッツを連続で空振り三振に斬ってとり、切り抜ける。
7-3と点差を詰められたその裏にヤンキースは四者連続安打と犠牲フライで3点を追加し、10-3で田中をさらに楽にさせる。
【次ページ】初勝利も、新スタイル確立へ試行錯誤が続く
1 2