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AL東の2強、Rソックス&ヤンキースがともに連勝 新加入の先発投手が移籍後初登板で好投

2018/07/30

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 アメリカン・リーグ東地区の首位ボストン・レッドソックスと同2位ニューヨーク・ヤンキースが29日(日本時間30日)、ともに試合に勝利。トレードで新加入した先発投手が好投して貢献した。

 地区首位のレッドソックスは、本拠地フェンウェイ・パークでミネソタ・ツインズと対戦。タンパベイ・レイズから移籍した先発のネイサン・イオバルディは、最速98.9マイル(約159キロ)の速球とカットボール、スプリット、カーブ、スライダーを駆使して、7回82球(ストライク63球)を投げ被安打4、無四球、奪三振5、無失点の快投。打っては、3番の主砲J.D.マルティネス外野手が2本のタイムリー安打を放って、チームは3-0で勝利を収めた。イオバルディは移籍後初登板初勝利で今季4勝目。

 また、2位のヤンキースは、本拠地ヤンキー・スタジアムでカンザスシティ・ロイヤルズと対戦。トロント・ブルージェイズから移籍した先発のJ.A.ハップ投手が、ゴロアウト8個(併殺含む)と打たせて取る投球で6回1失点の好投。打っては、アーロン・ヒックス外野手の2ラン本塁打などで9安打6得点を挙げて6-3で勝利した。ハップもまた、移籍後初登板で初勝利を挙げて今季通算11勝目を挙げている。

 米公式サイト『MLB.com』によれば、レッドソックスのイオバルディは「今日は本当に自分の投球ができた。以前より多くのカーブを交え、スライダーも本当に良かったし、スプリットも良かった」と話し、過去にトミー・ジョン手術を受けた右腕はレッドソックスでの初勝利に充実感を漂わせた。

 一方、ヤンキースのハップは、「プレッシャーは感じなかった。良い結果を得られることを確信している。バックを守る野手たちも楽しいし、彼らのおかげで6回を投げ切ることができた」とチームメイトに感謝しながら、新天地での1勝目を喜んでいる。

 ともに新加入の先発投手の好投で勝利したレッドソックスとヤンキース。その差は5.5ゲームと変わらず、勝率はそれぞれ.692、.644とハイレベルを極める。“地区2強”による激戦は、これからも続いていきそうだ。



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