前田健太、制球難で8勝目またもお預け 5回途中4失点で10戦ぶり100球超える
2018/07/31
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打線が1点を返し、直後に3者凡退も5回にピンチ背負い降板
ドジャース打線は、3回にマックス・マンシー内野手が2死一塁からライトへタイムリー三塁打を放ち、加入後本拠地初出場となったマニー・マチャド内野手が生還し1点を返す。なおも満塁のチャンスだったが、テイラーが空振り三振に倒れて追加点はならなかった。
3点差となり、ここから立て直したい前田は4回、先頭の9番ペラルタを速球で二ゴロに打ち取ると、イェリッチはスライダーで一ゴロ。この回も簡単に2アウトを取り、続いて迎えたムスタカスに対してもスライダーで空振り三振を奪い、得点した直後の大事なイニングで2回以来となる3者凡退に抑えて見せた。この回要した球数は10球。4回まで86球(ストライク57球)の投球数となった。
前半折り返しの5回、前田は先頭の3番ケインをスライダーで遊ゴロに打ち取ったが、続くショウに対しては初球の速球を弾き返されて右前安打を許す。ブラウンは四球で歩かせてしまい、1死一、二塁。そして前の打席で本塁打を浴びているテームズと対し、チェンジアップで中飛に打ち取って2アウト。この間に二塁走者のショウがタッチアップで三塁にした。
ここで、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がベンチからマウンドに向かい投手交代を告げ、前田は降板となった。
この日の前田は4回2/3、102球(ストライク64球)を投げて被安打7、与四球3、奪三振4、前田の後を受けてリリーフ登板したダイラン・フローロ投手が後続の打者を抑えたため、前田の失点は4のまま、防御率は3.48となっている。
試合は5回表を終了し、ドジャースが1-4と3点を追っている。