ナショナルズ、驚愕の25得点で圧勝! 大黒柱ジマーマン「本当に良いグループ」逆転V諦めず
2018/08/01
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ワシントン・ナショナルズが7月31日(日本時間8月1日)、本拠地ナショナルズ・パークで行われたニューヨーク・メッツ戦で大量25得点を挙げて勝利を収めた。
ナショナルズは初回、3番ブライス・ハーパー外野手のタイムリー二塁打で先制すると、その後も4本のタイムリー安打を重ねて一挙7得点。試合の流れを握る。
なおも猛打は続き、ダニエル・マーフィー内野手の2打席連続本塁打やライアン・ジマーマン内野手の本塁打などで2回以降4イニング連続3得点を記録し、5回までに19得点。試合を決定づけた。なお、マーフィーの本塁打は球団公式ツイッターでも映像付きで紹介されている。
6回、7回は無得点に終わったが、8回に再び打線が繋がったナショナルズは、マット・アダムス外野手、マーク・レイノルズ内野手の本塁打で6点を追加し、26安打などで築き上げた得点はついに25点まで達した。
投げてはタナー・ロアーク投手が7回1失点の好投。9回にリリーフ陣が3失点したが、終わってみれば25-4の大勝を収めた。
1試合で1チームが25得点を挙げたのは、2007年にテキサス・レンジャーズがボルティモア・オリオールズ相手に30得点を挙げて勝利して以降最多。
米公式サイト『MLB.com』によると、この試合1本塁打を含む2安打3打点、フランチャイズ史上最多の通算1696安打をマークしたジマーマンは「楽しいゲームだったよ。序盤から大量点を取って、それを続けることができた」と満足げ。そして、この日がトレード期限だったことにも触れ「私はこのチームのみんなと一緒にいたい。本当に良いグループなんだ」と、去就が注目されながら残留したブライス・ハーパー外野手をはじめ、ほとんど変わらないメンバーでプレーする喜びを語っている。
ナショナルズは現在ナショナル・リーグ東地区で3位、首位とは5.5ゲーム差の位置にいる。上位2チームが好調なだけに厳しい状況が続くが、チームの大黒柱でもあるジマーマンは「理想的な状況ではないが、まだ多くのゲームが残っている」と逆転での優勝へ向けて前を向いている。