ダルビッシュ、ブルペンで投球練習 問題なく35球「痛みを感じなかった」
2018/08/01
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右上腕三頭筋の腱炎のため故障者リスト(DL)入りをしているシカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が7月31日(日本時間8月1日)、ブルペンで投球練習を行った。35球を問題なく投げ、回復の兆しを見せた。
この日、チームが敵地パイレーツ戦のため、遠征中のピッツバーグで投球練習を実施したダルビッシュ。27日の投球練習では痛みを訴えていたが、今回は35球を無事に投げ切った。
米スポーツメディア『ESPN』によると、ダルビッシュは「ここ2カ月の間で初めて痛みを感じなかった」と投球練習を振り返り、「ここからが本当のスタート。自信を取り戻していかなくてはならない」と語っている。
カブスは31日試合終了時点でナショナル・リーグ中地区首位に立っている。しかし、2位のミルウォーキー・ブリュワーズとゲーム差なしの接戦状態だ。クリスチャン・イエリッチ外野手、へスス・アギラ内野手ら強打者を擁する打線は手ごわく、カブスが同地区のライバルを引き離すためには、復帰を目指す右腕の力は不可欠になってくるだろう。