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大谷翔平、初の1試合2発に相手先発反省「打ちとったときの投球ができていれば…」

2018/08/04

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)、敵地でのクリーブランド・インディアンス戦に「3番・DH」で先発出場。5打数4安打3打点2本塁打1盗塁を記録し、チームの連敗脱出に貢献した。
  
 2試合連続で先発を離れていた大谷は、この日メジャー初となる「3番・DH」で先発出場。初回、1死一塁で迎えた第1打席では、相手先発クレビンジャーの速球を逆方向に高々と打ち上げるがそのままスタンドイン。第10号2ランとなり、メジャー初年度での2桁本塁打を達成した。
 
 続く3回表の第2打席では、フルカウントから速球をフルスイング。打球は右中間へぐんぐん伸び11号本塁打。メジャー初となる1試合2本塁打を記録した。日本人選手の1試合2本塁打は2012年8月19日のイチロー以来6年ぶりだ。
 
 第3打席は二ゴロに倒れた大谷だったが、8回の第4打席では左腕のペレスから詰まりながらも左前安打を記録。さらに続くプホルスの打席の初球に盗塁を決め、今季3個目の盗塁を記録し、勝ち越しのホームを踏んだ。
 
 これで終わらないのが今日の大谷だ。9回の第5打席では変化球を技ありで中堅前に運びこの日4安打目を記録。メジャー初となる4安打を放った。
 
 大谷の大活躍によってチームの連敗もストップ。この日、大谷に2本塁打を喫したクレビンジャーは『MLB.com』の取材に対して「両方の投球はとても悪かった」と反省。「彼は底知れないパワーを持っているよ。勘違いしないでくれ。でも、彼を打ちとったときのような投球(第3打席)ができていたら、彼は最初の2打席のように飛ばせなかっただろうね」と語った。
 
 また、大谷については「最初は内角に投げたのに逆方向に打たれた。そこが彼の素晴らしいところかな」と感想を語った。
 
 これで大谷はインディアンス戦では14打数9安打4本塁打8打点、打率.643と打ちまくっている。しかし、翌日は昨季のサイ・ヤング賞投手のコーリー・クルーバーが相手だ。大谷は最初の対戦で本塁打を放っているが、今回はどうだろうか。注目が集まる。



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