前田健太、6回途中5失点で8勝目ならず 序盤好投も6回突如崩れる苦しい投球
2018/08/05
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ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が4日(日本時間5日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に先発登板したが、中盤に崩れて6回途中5失点で降板した。
前田は、7月30日(同31日)のミルウォーキー・ブリュワーズ戦以来、中4日でのマウンドの登った。初回は2三振を奪い3者凡退に抑えた前田だったが、2回は先頭のマーウィン・ゴンザレス内野手に初球の91.5マイル(約147キロ)を捉えられ、ソロ本塁打を浴びて先制を許してしまう。
それでもすぐに立ち直った前田。後続を3人で抑えると、その後も安定した投球で無失点のイニングを積み重ねていく。しかし、6回に1死から二塁打と四球で一、二塁のピンチを迎え、4番のユリ・グリエル内野手にレフトへ2点タイムリー二塁打を許して0-3とリードを広げられた。
さらに敬遠四球で一、二塁のピンチが続くと、タイラー・ホワイト内野手にレフトへ2点タイムリーを喫し5失点目。ここで無念の降板を余儀なくされた。
前田はこの日5回1/3、86球(ストライク55球)を投げて被安打6、与四球2、奪三振4。2番手投手が走者の生還を許さなかったため、失点5のままで防御率は3.73となった。3戦ぶりの白星を目指したマウンドだったが、またも8勝目はならなかった。