最高の変化球?最悪のスイング?MLB公式ツイッターの変化球動画が話題に
2018/08/11
Getty Images
すごい曲がりを見せる変化球に打者が空振り。野球ではよくある話だが、10日のボストン・レッドソックス対ボルティモア・オリオールズの試合でレッドソックスのジョー・ケリー投手が投げたナックルカーブがすごい変化球として話題を呼んでいる。
9回裏に登板したケリーは先頭のレナト・ヌネス遊撃手に速球とナックルカーブで追い込むと、低めにナックルカーブを投げ空振り三振を奪った。そして、このときに投じたナックルカーブが「曲がりすぎ」ということでMLB公式ツイッターに取り上げられている。
MLB公式ツイッターは「公平じゃない」とケリーの変化球を動画付きで紹介。他のメディアでも動画を紹介すると、ファンも動画に対して様々なコメントを残している。コメントの多くは変化球の曲がりを驚愕するものだが、一方で一部のファンは打者のスイングにも問題があるとして話題になっている。
「半端じゃない!」
「人生で見た中で最もやばい球」
「不公平だ」
と変化球を称賛するコメントもあれば、
「今まで見た中で最もすごい球なのかそれとも最悪のスイングなのかわからない」
「彼の手から球が離れたすぐ後にはボールだったのに、なぜスイングしたんだ」
「本当のメジャーリーガーならあの球は振らないよね。最初から最後までボールだ」
と打者のレベルを疑問視するコメントも見ることができる。
一方で、『ヤフースポーツ』が投稿した動画に対して、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのアーチー・ブラッドリー投手がケリーを名指しで「これを教えてくれ」とコメント。すると、ケリーが「防御率3点を教えてくれないか?」と逆に質問。ブラッドリーは「色々と話すことがありそうだね。たくさん」とケリーに対して返信した。
現在、ケリーは52試合に登板し3勝0敗も防御率は4.28の成績。一方のブラッドリーは3勝3敗、防御率3.00でメジャートップの30ホールドを挙げている。今季の調子が絶好調とは言えないケリーはすごい変化球を投げても色々と聞きたいこともあるようだ。
なお、レッドソックス対オリオールズは19-12でレッドソックスが勝利した。