大谷翔平、3打数1安打で一時逆転に貢献も及ばず エンゼルスは2度の中断経て逆転負け
2018/08/20
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に「3番・指名打者(DH)」として先発出場し、3打数1安打1四球1得点。エンゼルスは逆転負けを喫した。
大谷は、12日(同13日)以来7試合ぶりに3番として先発出場し、初回の第1打席で右腕ヨバニ・ガヤード投手の前に見逃し三振。しかし、0-1と1点を追う2回に迎えた第2打席では、無死一塁からライト右へ痛烈な打球を放つと、快足を飛ばして今季自身15本目となる二塁打とした。そして、エンゼルスは直後に相手の野選と併殺打の間に2得点を挙げ、2-1と逆転に成功する。
5回裏終了時に激しい雨が降ってきたことから試合が一時中断。約15分の中断を経て再開し、エンゼルスは6回、1死からデビッド・フレッチャー内野手が二塁打で出塁。続く大谷は申告敬遠とされて、一、二塁のチャンスを広げたが、アルバート・プホルス内野手とアンドレルトン・シモンズ内野手が続けて凡退し得点には至らなかった。
すると7回、エンゼルス3番手のノエ・ラミレス投手が1死一、三塁からルーネッド・オドーア内野手に逆転3ラン本塁打を浴び、2-4と再びリードを明け渡す。2死となって、試合はまたも降雨のため中断。今度は約1時間後に再開し、続投となったラミレスはノマー・マザーラ外野手を一ゴロに打ち取ってイニングを終えた。
2点差のまま試合は9回を迎え、大谷がイニングの先頭打者として第4打席に立ったが、レンジャーズ4番手の右腕ホセ・レクラーク投手の前にカウント0-1から96.5マイル(約155キロ)の速球を弾き返すも左飛。後続も繋がらず、エンゼルスは2-4のまま敗れた。この日の大谷は3打数1安打、1四球1得点で打率を.268としている。