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イチローや青木が42番!? メジャーリーグで毎年恒例のジャッキー・ロビンソンデーが開かれる

4月15日、ジャッキー・ロビンソンがデビューした日として知られるこの日はその功績を称えジャッキー・ロビンソンデーとしてメジャーリーグの記念日の1つとなっている。今年も全選手、監督、コーチ、審判がロビンソンの背番号「42」を背負いプレーした。

2015/04/17

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ジャッキー・ロビンソンデーの意味とは?

 昨日のMLB中継を見られた方の中にはイチローや青木が42番を背負ってプレーしていることに、そしてグラウンドに出ている選手全員が42番のユニフォームを着ていることに驚いた方がいるのではないだろうか。日本ではあまり報じられていなかったものの昨日、現地4月15日はジャッキー・ロビンソンデーというMLBの大切な記念日の一つだ。MLB公式サイト『MLB.com』はジャッキー・ロビンソンデーに臨む各地の選手たちの特集記事を掲載。その日の様子を以下のように振り返っている。
 
The significance and beauty of Jackie Robinson Day was felt and experienced throughout baseball on Wednesday. Sixty-eight years to the day on which the iconic societal pioneer first donned the No. 42 for the Brooklyn Dodgers at Ebbets Field and broke the sport’s color barrier, the teams, players and fans of the Major Leagues honored his memory and eternal impact.
ジャッキー・ロビンソンデーの美しさと重要性は水曜日のベースボールのいたるところから感じ、体験することができた。今から68年前の今日は、社会の先駆者がブルックリン・ドジャースのためにエベッツ・フィールド(ブルックリンにあったドジャースの旧本拠地)で初めて42番を身に着けた日だ。メジャーリーグのチーム、選手、そしてファンは彼の成し遂げてきたことと、不朽の衝撃を光栄に感じたことだろう。
 
 メジャーリーグでは、野球界のカラーバリアーを破り、人種差別の撤廃にも大きく貢献した故ジャッキー・ロビンソン氏の業績と勇気を称え、毎年4月15日をジャッキー・ロビンソンデーとしている。全選手、監督、コーチ、審判が42番を背負いプレーしたのもその一環だ。
 
 MLBに携わる全ての人々、その中でも特にアフリカンアメリカンの選手たちにとってこの日は大きな意味を持つ日になっている。昨年までロビンソン氏の古巣ドジャースに在籍し、今季からマーリンズに移籍したディー・ゴードンは以下のように語っている。
 
“Jackie went through so much, and coming from the Dodgers, I got a better understanding of the history of it,” Gordon said. “I was blessed to wear a Dodger uniform with 42 on it, and I’ll take the same pride in it today in a Marlins uniform. It’s a great day, I’m happy I can be a part of it.”
「ジャッキーは多くのことを成し遂げてきた、ドジャースからマーリンズに来てその歴史がより理解できるようになったよ」とゴードンは言う。「ドジャースの42を着られたことは自分にとってすごく幸せなことだったし、今日のマーリンズのユニフォームにも同じくプライドを持っているよ。素晴らしいこの日の一部になれたことがうれしいよ」
 
 ゴードンが特に強調しているのが42を背負うことに対する感謝だ。日本でプレーすることになり42番を与えられた外国人選手たちの多くが、ジャッキー・ロビンソンと同じ番号で光栄だとコメントしているように、アフリカンアメリカンの選手にとって42番を背負うことは我々の認識を遥かに上回る意味があるのだろう。

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