ヤンキース守護神チャップマン、左ひざ腱炎が再発 あすMRI検査「圧力が大きすぎる」
2018/08/22
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手が21日(日本時間22日)、敵地マーリンズ・パークでのマイアミ・マーリンズ戦に登板したが、打者1人と対戦した後に緊急降板した。
クローザーのチャップマンは、2-1と1点を勝ち越した延長12回に7番手としてリリーフ登板。先頭のアイザック・ギャロウェイ外野手に四球を与え、続くラファエル・オルテガ外野手に高めに外れるボール球を投げた直後にベンチに合図を送り、コーチやトレーナーらがマウンドに集まった。
結局、チャップマンはここで降板。チャップマンの後を受けてマウンドに登ったトミー・ケインリー投手は、後続の打者を打ち取り無失点。ヤンキースは2-1で勝利を収めている。
試合後、球団はチャップマンについて左ひざの腱炎を発症したとし、翌日22日(同23日)にMRI検査を行うと発表した。米公式サイト『MLB.com』によれば、チャップマンは試合後「いつもより大きな痛みがあった。気になるところだが、明日まで待たなければならない」とコメント。アーロン・ブーン監督は5月以来この痛みと戦っているといい、本人も「分からないけど、いつもより激しい痛みで、たぶん膝への圧力が大きすぎるんだ」と自己分析している。
チームは4連勝で、残りのレギュラーシーズンは37試合。首位ボストン・レッドソックスとは8.0ゲーム差としているが、ここにきて大事なクローザーに大きな問題が発生した。