平野、2安打&味方の守備ミスでアウト取れず Dバックスは逃げ切り勝利で連敗ストップ
2018/08/27
Getty Images
アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が26日(日本時間27日)、本拠地チェイス・フィールドでのシアトル・マリナーズ戦にリリーフ登板し、2安打を浴びるなどアウトを取れないまま降板を余儀なくされた。
ダイヤモンドバックスは1点を追う3回にA.J.ポロック外野手の犠飛で同点とすると、その後デビッド・ペラルタ外野手のタイムリー安打で勝ち越し。なおも一、二塁からポール・ゴールドシュミット内野手の第30号3ラン本塁打で5-1と一気にリードを広げた。
4点差のまま試合は9回に進み、平野が4番手としてマウンドへ。今季62試合目の登板となった平野は、先頭のベン・ギャメル外野手にカウント2-1から90.5マイル(約146キロ)の速球を中前安打とされると、続くクリス・ハーマン捕手にもカウント0-2と追い込みながら89.4マイル(約144キロ)の速球を中前へ弾き返され無死一、二塁のピンチを背負う。
ここで打席にディー・ゴードン内野手を迎え、平野は暴投でそれぞれ走者を進めると、ゴードンに対しては91.3マイル(約147キロ)の速球を投げ込み打球はレフトへ。しかし、レフトのペラルタがこれを捕球ミス。この間に三塁走者のギャメルが生還し、5-2と詰め寄られた。結局、平野はアウトを取れないまま降板。この日は0/3回14球(ストライク9球)を投げて被安打2、失点1(自責点0)で防御率を2.13としている。平野の失点は21日(同22日)以来3試合ぶり。
平野の後を受けたクローザーのブラッド・ボックスバーガー投手が後続の打者を抑えて、ダイヤモンドバックスは5-2のまま勝利。連敗を2でストップさせ、この日敗れたコロラド・ロッキーズに1.0ゲーム差を付けてナショナル・リーグ西地区で単独首位となっている。