“キャプテン・アメリカ”が3Aに昇格、メジャー復帰へ着々
2018/08/29
Getty Images
“キャプテン・アメリカ”が一歩ずつメジャー復帰への道を歩んでいる。 首や背中などの故障に悩まされているニューヨーク・メッツのデビッド・ライト三塁手が28日(日本時間29日)、傘下3Aラスベガス・フィフティワンズに昇格した。
2007年に打率.325、30本塁打、34盗塁を記録し、トリプルスリーを達成したライト。近年は肩の故障や頸椎ヘルニアに苦しみ、2016年を最後にメジャーの舞台から遠ざかっている。
今季は開幕から故障者リスト(DL)入りしていたが、8月12日に1Aアドバンスドのセントルーシー・メッツ、同28日にラスベガス・フィフティワンズに昇格。マイナー10試合の成績は打率.188。好成績とは言えないが、着実にメジャー復帰のステップを踏んでいる。
2004年にメッツでメジャーデビューしたライトは、オールラウンドに優れた選手としてメジャー屈指の三塁手に成長した。
2009、2013年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも米国代表として出場。その活躍する姿からアメリカン・コミックスのヒーローにちなんで“キャプテン・アメリカ”と呼ばれるようになった。メジャー通算成績は1583試合に出場し、打率.296、242本塁打、970打点、196盗塁となっている。
今年12月に36歳を迎えるライト。メッツ一筋のフランチャイズプレーヤーとして、もう一花咲かせる姿を見たいファンも多いだろう。